羽生結弦、浅田真央らが復興支援のアイスショー
盛岡市アイスアリーナで、「まだまだ被災地の力に」
東日本大震災の復興支援を目的としたフィギュアスケートのアイスショー「NHK杯スペシャルエキシビション」が9日、盛岡市アイスアリーナで行われ、昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルで男子の歴代世界最高得点をマークして3連覇した羽生結弦(ANA)、女子の浅田真央(中京大)らが演技した。
今年最初の演技となった羽生は、エキシビションのプログラム「天と地のレクイエム」で荘厳な滑りを披露。「まだまだ僕たちが力になれることがある。頑張っていきたい」とあいさつした。
浅田は「踊るリッツの夜」でシルクハットとステッキを手にコミカルに演技。終盤に再登場して震災のあった2011年にエキシビションで使用した「ジュピター」を滑った。幕あいでは、休養していた昨年に被災地を訪問した際のエピソードを披露し、「『また復帰して』と言われ、逆に(被災者から)元気をもらった。これからも少しでも元気をあげられたらと思う」と話した。