宮城、三重、広島「牡蛎が日本を笑顔にする!」
東京・有楽町、3県が競演でPRイベント
カキの主産地として知られる宮城、三重、広島3県が20日、東京の有楽町で競演イベントを開いた。題して「有楽町-2015- OYSTER FESTIVAL 牡蛎が日本を笑顔にする!」。宮城の焼きガキ、三重のカキめし、広島のバター焼きと、異なる味わいのカキが臨時に作られた屋台風の小屋から無料で振る舞われ、午前中から、整理券を持って並んだ人たちが舌鼓を打った。
3県の知事らが会った際に話が持ち上がったというこのイベント。東日本大震災で生産が激減したものの、今は回復基調にあるという宮城県から駆け付けた小林徳光県水産業振興課長は「施設が壊れて辞めた漁業者も多く、今は人手不足で大変。宮城県内にもいろんな産地があり、それぞれブランド化を試みています」と語った。