レーシングカーが公道を走行


東京ショー前にパレード

「お台場モーターフェス」で公道を走行するレーシングカー

「お台場モーターフェス」で公道を走行するレーシングカー=16日午後、東京・お台場

 レーシングカーが16日、東京・お台場の一般公道を走行した。23日から一般公開される東京モーターショーを前に日本自動車工業会が開いたイベントで、警察の許可を得てレーシングカーや往年の名車約60台がパレードした。

 1991年に耐久レースのルマン24時間を制したマツダのマシンも登場し、エンジン音を響かせた。トヨタ自動車とヤマハ発動機が共同開発した「トヨタ2000GT」など昭和に誕生した名車もずらりと並んだ。

 パレードに参加したレーシングドライバーの佐藤琢磨さんは「ぜひ(日本の一般公道で)レースをしたい」と期待を込めて語った。自らハンドルを握った古屋圭司国家公安委員長は「来年の国会に公道でレースをできるようにするモータースポーツ振興基本法案を出す」と宣言した。