なでしこリーグで日テレが5年ぶりに優勝


千葉を2-0で下す、若手とベテランが融合

なでしこリーグで日テレが5年ぶりに優勝

サポーターとともにリーグ優勝を喜ぶ日テレの選手ら=31日、東京・駒沢オリンピック公園陸上競技場

 日テレが4年連続で2位に終わった悔しさを、ようやく晴らした。主将としては初の栄冠となった岩清水は「キャプテンをやめたい時もあった。サッカーをやっていてよかった」と笑顔。

 阪口、有吉ら今夏のワールドカップで日本を支えた主力がチームを引っ張った。今季は若手が台頭。この日ゴールを決めた長谷川は18歳で、中里は21歳。岩清水は若手に気を配りながら雰囲気づくりをしたといい、「ベテランだけでも、若手だけでもサッカーはできない。いい融合ができている」と実感を口にした。

 森監督は「チームとしてバランスがいい。今をベースにしていきたい」。女子の名門復活を示すには、皇后杯や連覇を狙う来季の戦いで真価が問われる。