台風18号と前線で大雨に警戒


浜松市、7万人に一時避難指示

台風18号と前線で大雨に警戒

8日午後、台風18号の影響による大雨で浜松市南区の道路は冠水し、膝まで水に漬かりながら歩く人たちの姿が見られた

 東日本の太平洋側に停滞する前線に向かい、北上する台風18号の湿った空気が流入したため、8日は東海地方を中心に大雨となった。18号は9日午前に東海付近に上陸し、日本海側へ縦断する見通しで、気象庁は東日本と近畿では大雨や暴風、高波に厳重に警戒するよう呼び掛けた。

 浜松市では48時間雨量が300ミリに達し、安間川が氾濫危険水位を超えた。同市は一時、東区と南区の一部計約2万7500世帯の計約7万3600人に避難指示を出した。鳥取市には土砂災害警戒情報が出た。