京野菜「桂ウリ」のエナジードリンクを開発


京都府が府立大や民間企業と共同で

京野菜「桂ウリ」のエナジードリンクを開発

 京都府は、京野菜の「桂(かつら)ウリ」を使ったエナジードリンクを府立大や民間企業と共同で開発した。疲労回復に効くとされる桂ウリの特性を生かした商品で、京野菜の発がん抑制効果などの研究活動の一環。

 宇治市の食品開発会社が桂ウリのピューレを開発し、東京でジューススタンドを展開する企業が商品化。豆乳と桂ウリをべースに、キュウリやアーモンド、バナナなどをブレンドして味を調えた。

 府農林水産部流通・ブランド戦略課は「京野菜というと伝統性が売りだが、身体に良い機能性成分もあることを知ってほしい」と話している。