20年ぶりに伊勢神宮で「お木曳」、1600人が参加


「エンヤ」と掛け声、鳥居の支柱2本を荷車に乗せ引き歩く

20年ぶりに伊勢神宮で「お木曳」、1600人が参加

 伊勢神宮・宇治橋の鳥居を、七里の渡し場跡(三重県桑名市)にある伊勢国一の鳥居に移して建て替えるために運ぶ「お木曳」という行事が31日行われた。

 「お木曳」は伊勢神宮の式年遷宮ごとに行われるので20年ぶり。約1600人が、荷車に乗せた長さ約9メートル、重さ約3トンの鳥居の支柱2本を「エンヤ」という掛け声とともに引き歩いた。

 参加した市内の女子高校生(17)は「楽しいけど(交差点を)曲がる時は重くて大変。機会があれば20年後も参加したい」と汗を拭った。