編集局 2015/4/13 欧州 [会員向け]
3月末に実施されたフランスの県議会選挙で、最大野党の国民運動連合(UMP)を中心とした中道右派連合が圧勝した。いまだ国民の間で景気回復が実感できず、雇用不安が消えないため国民の不満が与党・左派勢力の退潮をもたらした形だ。その一方で右派・国民戦線(FN)は大躍進を遂げ、国民の支持基盤を確実にしている。(パリ・安部雅信)
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