浅田選手「ほっとしている」、中京大を卒業
ピンクの着物にはかま姿で取材に応じる
2014年のソチ五輪後、休養しているフィギュアスケート女子の浅田真央選手(24)が19日、名古屋市中区で行われた中京大学の卒業式に出席した。
ピンクの着物にはかま姿で取材に応じた浅田さんは「スケート以外のことを話したり、これからのことを相談したりする友達ができた。今後も大切にしたい」と学生生活を振り返った。
09年に入学し、休学を挟んで五輪後の昨年4月に復学した。最終学年は卒業を目標に頑張ったと言い、「ようやく卒業を迎えほっとしている」と笑顔。競技生活の今後については明言せず「(卒業を機に)また新たなスタートを切るのでは。日々新しいことをして、先生方に注意されたりしたことを忘れないで生活したい」と述べた。
在学6年間で五輪2大会に出場し、「小さい頃から目標にしていた舞台を経験できたのも、中京大のリンクがあったから」と感謝も示していた。