「ジャンボ」、引退後も人気
ボーイング747型機の座席、抽選30倍超
「ジャンボ」の愛称で親しまれ、昨年3月に引退したボーイング747型機の座席を全日空商事(東京都港区)が数量限定で売り出したところ、30倍を超える申し込みがあった。同社担当者は「あくまで記念の形で販売したつもりだったが、これほど反響が大きいとは思わなかった」と驚いている。
販売された座席は、全日空の国内線でプレミアムシートとして使われていた1人掛け用3台と2人掛け用4台で、価格(送料込み)はそれぞれ64万7000円、74万7000円。昨年12月にインターネット上で募集を開始すると注文が相次いだ。
全日空商事によると、今月12日時点で1人掛け用が約140人、2人掛け用は約120人から応募があったという。応募は28日まで受け付け、購入者は抽選で決める。