劇団「わらび座」が「稲穂堂物語」を上演


仙北市で和菓子屋の再生描くミュージカルを県が後援

劇団「わらび座」が「稲穂堂物語」を上演

 秋田県仙北市で、地域の人々の絆で経営の傾いた和菓子屋が再生していく様子を描いたミュージカル「稲穂堂物語」が、同市を拠点とする劇団「わらび座」により上演されている。県が後援。初日の17日は雪にもかかわらず満席となり、舞台は熱気に包まれた。

 洋菓子に憧れて上京した秋田の和菓子屋の一人娘が父の病気を機に帰郷。地元の信用金庫に勤める同級生ら地域の人々の力を借りながら店の再建に取り組んでいくストーリー。

 地元信金の創業100周年記念としてわらび座が制作した。公演は3月1日まで。