パナソニック、ロボット掃除機に参入
少子高齢化や働く女性の増加で需要拡大を期待
パナソニックは22日、部屋を自動で掃除する家庭用ロボット掃除機「RULO(ルーロ)MC-RS1」を3月20日に発売すると発表した。少子高齢化や働く女性の増加で需要拡大が見込まれるロボット掃除機市場に参入する。三角形の本体が特長で、他社の円形や四角形の製品が苦手とする部屋の隅まで掃除できるという。想定価格は10万8000円前後。
ロボット掃除機には、東芝やシャープも参入しているが、国内シェアの過半を米アイロボットが握る。パナソニックは2018年度に市場規模が現在の約2倍の100万台程度になると予想。15年度の販売目標を6万台に定め、10%程度のシェアを狙う。
ルーロは、高感度センサーを搭載し、花粉やダニの死骸など目に見えない20¥外字(b3c5)程度の微細なごみも検知し、掃除する。本体色は白と黒の2種類。