プレスリーの自家用ジェット機2機が競売に


「リサ・マリー」と「ハウンド・ドッグ2」、豪華設備を自ら設計

プレスリーの自家用ジェット機2機が競売に

 1977年に死去した米国の伝説的ロック歌手、エルビス・プレスリーの自家用ジェット機2機が米ジュリアンズ・オークションズの競売に出品され、入札が始まった。このうち1機はプレスリー自身が内装を設計。競売には多くのコレクターや航空マニアが参加するとみられる。

 出品されたのは、まな娘にちなんだ「リサ・マリー」と代表曲の曲名を冠した「ハウンド・ドッグ2」の2機。テネシー州メンフィスにあるプレスリーの旧邸宅「グレースランド」で約30年間展示されていた。

 プレスリーは75年に2機を購入した。「リサ・マリー」は機内を豪華に改装。クイーンサイズのベッドのある寝室、金色の洗面台と蛇口を備えた浴室、ぜいたくなオーディオ機器を導入した。両機とも飛行できる状態ではないという。入札は封印入札方式で2月2日まで行われる。(時事)