2000個のころ柿を天日干しにして乗客らに配る

岩手県沿岸部を走る三陸鉄道南リアス線の三陸駅ホームに、秋の風物詩「ころ柿」ののれんが登場し、利用客らを楽しませている。
地域特産のころ柿をPRするため、毎年11月に飾られている。種が無いのが特徴で、そのままでは渋いため干し柿にする。正月の茶菓子として古くから親しまれてきた。
地元の直売組合員や主婦らが約2000個のころ柿の皮を丁寧にむき、1連15個ほどをつなげてホームの天井からつるした。約1カ月後、さらに天日干しにして形を整えれば完成。乗客らに配られる。