「土台つくれた」高梨沙羅がW杯ジャンプへ抱負
W杯最多勝記録と2季連続総合優勝がギネス世界記録
ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(18)クラレが17日、フィンランド合宿と12月開幕のワールドカップ(W杯)に向けて渡欧する前に羽田空港で記者会見し、「夏場にしっかり土台をつくることができた。技術面、精神面を磨いて試合に臨みたい」と抱負を語った。
高梨は昨季、自身の持つW杯最多勝記録を24勝に伸ばし、2季連続で総合優勝。この二つがギネス世界記録として認められ、出発前に認定証を受け取った。新シーズンについては「自分のジャンプのレベルをまず上げること。良い内容の上に良い記録がある」と気を引き締めた。
高梨は新たに全日本空輸(ANA)とスポンサー契約を結び、競技に臨むサポートも充実。「努力を忘れず、常に挑戦していきたい」と話した。