三陸鉄道が「草野球」で復興に一役


地域密着型「三陸鉄道キットドリームス」を設立

三陸鉄道が「草野球」で復興に一役

 2011年の東日本大震災で大きな被害を受け、今年4月に全線復旧した三陸鉄道(岩手県宮古市)は6日、東京都内で記者会見を開き、社員や沿線住民らで構成する地域密着型の野球チーム「三陸鉄道キットドリームス」を設立すると発表した。

 米大リーグ、マリナーズの岩隈久志投手がゼネラルマネジャー(GM)に就任。野球を通じた地域復興を目指す。

 岩隈投手は「目指すは草野球日本一。三陸の皆さんと一緒に東北を盛り上げ、復興支援に力を注ぎたい」と抱負を話した。

 チームは来春に東北地方での交流試合を行い、その後、草野球の全国大会開催も計画している。