栃木市最大の祭り「とちぎ秋まつり」


商人の心意気と財力で作り上げる

栃木市最大の祭り「とちぎ秋まつり」

 栃木県栃木市の蔵の街大通りで、二年に一度開催される栃木市最大の祭り「とちぎ秋まつり」が、11月14日(金)から16日(日)まで開かれる。

 この祭りは彫刻と金糸・銀糸の刺繍(ししゅう)がほどこされた絢爛(けんらん)豪華な江戸型人形山車が蔵の街を巡行するもので、明治7年から慶事や祝典にあわせて行われ、市制施行を境に5年ごとに開かれてきた。

 神社の祭りではなく、江戸との舟運(しゅううん)で栄えた「小江戸とちぎ」の商人の心意気と財力で作り上げてきたもの。9台の山車のうち静御前の山車を筆頭に6台が栃木県指定有形民俗文化財になっている。