米アップルのｉＰｈｏｎｅ６、欧米でも発売
滑り出し好調、客らが出迎えた店員らとハイタッチ
米アップルの新型スマートフォン「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）６」を手にしたアンドレアス・ギブソンさん＝１９日、ニューヨーク（時事）
米アップルの新型スマートフォン「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）６」と「６プラス」が１９日、日本やオーストラリアに続き、欧州、米国でも店頭発売された。高級ショップが並ぶニューヨークの５番街にある「アップルストア」の主力店では、発売時間の午前８時と同時に、待ち焦がれた客らが出迎えた店員らとハイタッチを交わして店内に入り、周囲は歓声に包まれた。
最初に店から出てきたアンドレアス・ギブソンさん(２８)は「自分にとってこれまでで最高の誕生日プレゼントになる」と語った。
新モデルは「６」が画面サイズ４・７インチ、「６プラス」が５・５インチと、これまでの機種よりも大きくなったのが特徴。２年ぶりにアイフォーンを購入したクリス・トーマスさん(２２)は「画面が見やすくなった」と笑顔で応じた。
新機種の予約数は最初の２４時間で４００万台を突破。歴代のアイフォーンで最多となり、好調な滑り出しを見せている。米携帯電話各社の販売競争も激化。ソフトバンク傘下の米携帯電話３位スプリントは新機種に特化した業界最安値のプランを導入し、低迷する業績の反転を狙う。（ニューヨーク時事）
