航空科学博物館に空港特殊車両が勢ぞろい
夏休み中の親子連れらが体験乗車
千葉県芝山町の航空科学博物館に24日、成田空港で実際に使用されている特殊車両が勢ぞろいし、夏休み中の親子連れらが体験乗車などを楽しんだ。
航空機の運航を地上から支援する「グランドハンドリング」の仕事を知ってもらうためのイベントの一環。登場したのは、航空機の整備や機内に荷物を運び込む際などに使用する「地上支援車両(GSE)」と呼ばれる特殊車両で、貨物けん引車や高所作業車、除雪車など6種類。
ベルトローダー車のコンベヤーで荷物を運ぶデモンストレーションなどには子供たちも参加。高所作業車が高さ23メートルのマストで作業員の乗ったゴンドラをつり上げる実演や、降雪の際、毎分80~250リットルの水を主翼に掛けて雪を溶かす除雪車の放水も行われ、見学者が記念撮影するなどしていた。