保守層も朴大統領批判、組織崩壊直前の韓国政権
国益損ねても人気に執着
韓国では朴槿恵(パククネ)大統領が推した国務総理候補者が、国会の人事聴聞会にかけられることもなく、相次いで「落馬」し、結局、辞意を表明していた現総理がそのまま席に留まるという異例の事態となり、大統領の政権運営能力が厳しく問われている。
特に、中央日報主筆を務めた文昌克(ムンチャングク)氏が、メディアの歪曲(わいきょく)報道とそれに扇動された世論の攻撃で候補を降りたときには、朴大統領の旧来の支持層が大きく「失望」した。
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