トヨタ、レクサス初の小型SUV「NX」を発売


新ターボエンジンを搭載

トヨタ、レクサス初の小型SUV「NX」を発売

トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」初の小型SUV(スポーツ用多目的車)「NX」。写真はターボエンジンを搭載した「200t」=名古屋市

 トヨタ自動車はこのほど、高級車ブランド「レクサス」初の小型SUV(スポーツ用多目的車)「NX」を発売した。新開発のターボエンジンを搭載した「200t」と、ハイブリッドの「300h」の2種。世界的に人気が高まっているSUVの品ぞろえを拡充し、30代など比較的若い層や女性のニーズを掘り起こしたい考えだ。

 「200t」(排気量2000cc)は、新しい変速システムも付け、低燃費と大型SUV並みの力強い走りを可能にした。「300h」(2500cc)の走行可能距離はガソリン1リットル当たり21・0キロで、燃費性能を同クラスのSUVではトップレベルとした。

 価格は428万~582万円(北海道は除く)。月間販売目標は700台。秋以降、海外でも順次発売する。