ダイハツ、オープンスポーツカー「コペン」発表
「着せ替え」でき、デザインや色を変えられる
ダイハツ工業は19日、軽自動車の新型オープンスポーツカー「COPEN(コペン)」を発売した。ボンネットやトランクなど11パーツを「着せ替え」て、デザインや色を変えられる。コペンは2012年に生産を中止したが、若者など新たな顧客層を掘り起こして好調な軽自動車販売に弾みをつけようと、全面刷新して復活させた。価格は179万8200円と181万9800円。
コペンは2人乗り。今回発売したのはコペンの「ローブ」で、燃費は無段変速機のタイプでガソリン1リットル当たり25・2キロ。11部品全てを購入して取り換えると工賃を含め30万円強。三井正則社長は19日の記者会見で「走る楽しさを体感し、自分らしさを表現してほしい」と語った。
14年秋にデザインの異なる「クロスモデル」を発売し、15年半ばにはヘッドライトも交換できるモデルを投入する。
ホンダも13年の東京モーターショーに試作車を出展した軽スポーツカーを15年に発売する計画だ。