瀬田川で体重17キロのワニガメを釣り上げる
滋賀県警大津署員が保護、県条例で指定外来種
30日午前6時半ごろ、大津市南郷の瀬田川で、魚釣りをしていた男性(44)がワニガメを釣り上げた。通報を受けた滋賀県警大津署員が保護し、県自然環境保全課に引き渡した。
同課によると、ワニガメは米国原産で、県条例で指定外来種とされている。飼育には届け出が必要で、野外に逃がすことは禁じられている。頭部の動きが非常に速く、かみつかれると大けがをする恐れがあるという。
捕獲されたワニガメは、甲羅の長さが45センチ、幅36センチで体重17・6キロ。個体識別用のマイクロチップが埋め込まれておらず、無許可で飼育されていたとみられる。