「放鳥トキ3世」に個体識別用の足環を装着


環境省、佐渡島で3組のペアで6羽の誕生が確認

「放鳥トキ3世」に個体識別用の足環を装着

足環が装着された放鳥トキ3世=27日、新潟県佐渡市(環境省提供)

 環境省は27日、新潟県・佐渡島で2012年に野生で生まれたトキと放鳥トキのペアから生まれたひな「放鳥トキ3世」に個体識別用の足環を装着したと発表した。

 同省によると、放鳥トキ3世に当たるひなはこれまで、3組のペアで6羽の誕生が確認されている。今回はこのうち、2組の4羽に足環を装着した。4羽とも順調に育っており、早ければ来月上旬にも巣立ちを迎える個体もいるという。