トヨタ自動車、ルマン24時間耐久で頂点狙う
新型車両「TS040ハイブリッド」の2台体制
トヨタ自動車は30日、2014年のモータースポーツ活動を発表した。参戦3年目となる世界耐久選手権(WEC)には新型車両「TS040ハイブリッド」の2台体制で全8戦に臨み、6月の第3戦ルマン24時間耐久で伝統レース初優勝を狙う。ドライバーは中嶋一貴らが務める。
発表会に出席した豊田章男社長は「日本のハイブリッドが世界に対して勝負を懸けてほしい。(ルマンは)勝ち負けよりも、感動を与えてほしい」と語った。トヨタは国内のスーパーフォーミュラ(エンジン供給)やスーパーGT、米国のNASCARなどへの参戦も継続する。