全日空、「すべらない砂」入りお守りを配布
羽田空港近くの穴守稲荷神社の神主が合格を祈願
全日本空輸は29日、入学試験シーズンの本格化を前に、航空機整備用のドライバーに付けて滑り止めとする「すべらない砂」を入れたお守りの配布を始めた。
羽田空港近くの穴守稲荷神社の神主が合格を祈願した3000個を用意しており、31日までの午前10時~午後1時に羽田の国内線到着口で配布する。
副操縦士などの乗務員らがお守りを差し出すと、到着した乗客が次々に受け取った。一等航空整備士の本間啓さん(27)は資格を取得した直後でもあり、「受験の厳しさは身にしみている。受験生にはお守りで少しでも緊張を和らげてもらいたい」と話した。