回顧・2015年韓半島 目立った朴政権の中国傾斜


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国交50年で対日関係修復へ

 2015年の韓半島は北東アジアでの米中両大国の利害がぶつかる中、韓国の朴槿恵政権が中国に傾斜する一方、悪化の一途を辿(たど)っていた日本との関係が終盤に改善へ動きだした年となった。国内では襲撃事件や大規模な反政府デモなど過激な韓国社会の一面ものぞかせた。この1年を振り返る。(ソウル・上田勇実)

 朴大統領は9月、中国・北京で行われた「抗日戦勝70周年記念式典」に出席し、ひな壇最前列で習近平・中国国家主席、プーチン・ロシア大統領と並んで軍事パレードを観覧し西側諸国を驚かせた。


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