ローマ法王が韓国大田で大規模ミサ


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セウォル号事故で祈り

 【大田(韓国中部)岩城喜之】訪韓中のフランシスコ・ローマ法王は15日、韓国中部・大田市にあるワールドカップ競技場で「聖母被昇天の大祝日ミサ」を行った。ミサにはカトリック信徒ら約5万人のほかに、今年4月に起こった旅客船「セウォル号」沈没事故の生存者と遺族の36人が参加した。

 ローマ法王はミサの祈りで「セウォル号沈没事故によって命を失った犠牲者と、この国家的な大惨事によってまだ苦しんでいる人を聖母に託す」とし、深い悲しみに包まれている韓国に慰めの言葉を述べた。ミサの前には、セウォル号沈没事故の遺族、生存者ら10人と面会した。


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