太陽政策見直し、親企業路線 韓国野党が右傾化ポーズ


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「安新党」人気も影響か

 韓国の左派系第1野党・民主党が、対北朝鮮の看板政策だった太陽政策を見直す考えを示したり、親大企業政策を検討するなど、このところ“右傾化”が目立っている。とはいえ6月の地方選など選挙を意識した「戦略的変身」の性格が濃く、理念的な軸足まで「右」に移す覚悟まではなさそうだ。
(ソウル・上田勇実)

 民主党の金ハンギル代表(党首)は今月、新年の記者会見で「国民統合的な対北政策を準備する」と述べ、同党のシンクタンクはその後すぐに北朝鮮に融和的ないわゆる太陽政策の功罪を検証し、特に北朝鮮に核開発を許した点などから政策見直しを進める意向を明らかにした。


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