菊池、大谷両選手がお手本を披露


地元岩手で少年らと交流

菊池、大谷両選手がお手本を披露

東日本大震災の復興イベントで少年野球チームのメンバーと笑顔でポーズを取る西武の菊池投手(右)と日本ハムの大谷投手=28日午後、岩手県花巻市

 プロ野球西武の菊池雄星、日本ハムの大谷翔平両投手が28日、東日本大震災の復興支援の一環として、母校の花巻東高校がある岩手県花巻市を訪れ、少年野球チームのメンバーらと交流した。

 被災地を含む県内各地から約3000人が参加。大谷投手は「野球が好きという気持ちを持ってつらい練習もやってほしい」とエール。両選手が投球などのお手本を披露すると、大歓声が上がった。

 大槌町のチームに所属する芳賀勝君(12)は、「2人のようになれるよう練習をしていきたい」と意気込んだ。菊池投手は「岩手に少しでも恩返ししたいという思いがある」と話していた。