西村警視総監が東京・歌舞伎町を巡視
警視庁による年末特別警戒が始まる
東京都内で年末年始に発生する街頭犯罪を防ぐため、警視庁による繁華街などの特別警戒が始まり、西村泰彦警視総監が20日夜、新宿区歌舞伎町を巡視した。
西村警視総監は歌舞伎町交番を出発し、忘年会客らでにぎわう飲食店街などを回り、防犯ボランティア約35人にねぎらいの言葉をかけた。
巡視後、西村総監は「地元自治体や商店街、振興組合をはじめとする防犯ボランティア団体と警視庁が連携して環境浄化対策に取り組み、一定の成果を上げていると実感した」とコメントした。
特別警戒は20日から来年1月3日までで、金融機関やコンビニなどを狙った強盗やすり、ひったくりなどの防止や、初詣の雑踏警備などに当たる。20日は警察官約2万6000人が一斉警戒。期間中延べ約18万人が動員される。