ラトビアで来月導入のユーロ硬貨の販売始まる
Xマスの贈り物用にまとめ買い
2014年1月から欧州単一通貨ユーロを導入するラトビアで10日、同国が発行するユーロ硬貨の販売が始まり、少しでも早く入手しようと市民が銀行や郵便局に列を作った。
売り出されたのは2ユーロ2枚、1ユーロ4枚など計14ユーロ23セント(約2000円)の「お試しセット」で、為替レートに合わせて10ラトで販売。購入は1人5セットまでに限定したが、クリスマスの贈り物用にまとめ買いする人も多く、午後には売り切れる店舗もあった。
ユーロ硬貨には各国独自のデザインが描かれ、ラトビアは1ユーロと2ユーロには第2次大戦前に使われた5ラト銀貨の女性の肖像画、10セントと20セント、50セントには大国章、1セントと2セント、5セントには小国章をそれぞれ用いている。(ベルリン時事)