「バニラ」1号機、成田空港でお披露目


シンボルカラーはバニラ色と青、20日に運航開始

「バニラ」1号機、成田空港でお披露目

報道関係者に公開された「バニラ・エア」の1号機=3日午前、成田空港

 格安航空会社(LCC)の「バニラ・エア」(千葉県成田市)は3日、20日の営業運航開始に向けて導入した同社仕様のエアバスA320型機を、成田空港で報道関係者に公開した。

 前身のエアアジア・ジャパンは「真っ赤」な機体だったが、バニラ・エアのシンボルカラーは「バニラ色」と空、海をイメージした青。この日は、フランスのエアバス社から「無地」の状態で届き、全日本空輸の整備工場で塗装が終了したばかりの1号機が披露された。青い制服の客室乗務員が機体の前に立ち、記念撮影に応じた。

 機体は全日空グループからのリースで、20日の沖縄線、台北線開設時には2機でスタート。エアアジア時代は機体不足で思ったような路線展開ができなかったが、新千歳線、ソウル線を含め現在予定の便が出そろう来年3月後半までに5機体制になる。さらに、2015年中に効率良い運航が可能な10機まで増やすことを目指している。