全日空、国際線30年で400人が人文字


成田空港で、利用者に感謝の気持ちを表す

全日空、国際線30年で400人が人文字

 全日本空輸が国際線に参入して3月で30年になるのを記念し、成田空港で8日、同社グループの社員ら約400人が人文字をつくり、利用者に感謝の気持ちを表した。

社員らは午前9時45分ごろ制作を開始。格納庫上部に上がったスタッフから指示を受けながら、約30分かけて「30th THANKS」の文字をつくり上げた。

全日空は1986年3月3日、成田-グアム線で国際定期便の運航を開始。同年ワシントン線、ロサンゼルス線も開設した。その後、順調に路線数を伸ばし、成田発着の国際旅客便は2016年2月現在で39路線に拡大。15年10月末~16年3月末の「15年冬ダイヤ」では発着回数が週526回となり、成田参入以来、初めて日本航空の発着数(同ダイヤで週524回)を上回った。