若田光一さん、アイソン彗星を撮影


ISSから超高解像度カメラで

若田光一さん、アイソン彗星を撮影

国際宇宙ステーションに長期滞在中の若田光一さんが、超高解像度の4K技術を使ったビデオカメラで撮影したアイソン彗星(すいせい)(宇宙航空研究開発機構、NHK提供)

 宇宙航空研究開発機構とNHKは26日、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の若田光一さん(50)が、ISSに搭載された超高画質ビデオカメラでアイソン彗星(すいせい)を撮影したと発表した。

 宇宙機構とNHKは、フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ4K技術を使った宇宙用カメラを開発。8月に鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げられた補給機「こうのとり」4号機でISSに届けられた。

 若田さんは日本時間の23日夜、カナダ上空でアイソン彗星を撮影。大気のゆらぎの影響を受ける地上と異なり、くっきりとした動画を撮影できたという。