ケネディ新駐日米大使、横田基地を訪問
兵士やその家族ら200人と交流
キャロライン・ケネディ新駐日米大使は21日、着任後初めて在日米軍横田基地(東京都福生市など)を訪問した。昼すぎには、基地に駐留する米軍兵士やその家族ら約200人と懇談。「あなたたちの軍務や愛国心、勇気に大変感謝している」とたたえ、笑顔で握手や記念撮影に応じるなどして交流を深めた。
ケネディ大使は午前9時半ごろ、夫のシュロスバーグ氏やアンジェレラ在日米軍司令官らとともに米軍ヘリで横田基地に到着。雲一つない晴天の下、赤のシャツに黒のカーディガン姿で滑走路に降り立ったケネディ大使は、同基地のオーガスト司令官らの出迎えを受けた。
大使はまた、横田基地内にある日本の航空自衛隊航空総隊司令部を視察した。空自航空総隊司令部は、全国の戦闘機部隊や北朝鮮によるミサイル発射への対処などを統括。米軍との防空・ミサイル防衛での連携強化を目的に、昨年3月に同基地内に移転した。(時事)