1歳男児の両親ら、心臓移植で募金呼び掛け
大和市の迫原大輝ちゃんの両親、神奈川県庁で記者会見
心臓の機能が低下する重い病気を患い、米国で移植手術を希望する神奈川県大和市の迫原大輝ちゃん(1)の両親らが29日、神奈川県庁で記者会見し、手術のための募金を呼び掛けた。総額3億2000万円を目標とし、数カ月以内の渡米を希望している。
大輝ちゃんは2015年7月に重度の心不全に陥り、拡張型心筋症と診断された。同年10月には東京大医学部付属病院に入院し、現在は小児用補助人工心臓を装着している。同病院心臓外科の平田康隆准教授によると、移植以外に助かる見込みはないという。
父親で会社員の慶治さん(42)は「親として命を諦めるわけにはいかない。皆さんの力を貸してください」と訴えた。支援団体「だいちゃんを救う会」は電話046(271)6010、ホームページhttp://dai-chan-sukuu.com/