「スター・ウォーズ」最新作、週末興収史上最高
北米で2億3800万ドルに達する見込み、日本は1350万ドル
米映画大手ウォルト・ディズニー・スタジオは20日、北米で17日に公開された人気SF映画シリーズ最新作「スター・ウォーズ フォースの覚醒」について、最初の週末興行収入が北米で2億3800万ドル(約288億円)に達する見込みだと発表した。6月公開の「ジュラシック・ワールド」(2億880万ドル)を上回り、史上最高となるのは確実という。
今回の興行収入は、公開から20日までの累計。日本では1350万ドル(約16億円)で、2015年公開の映画で最高だった。
世界全体では5億1700万ドル(約626億円)に上ったが、「ジュラシック・ワールド」(5億2500万ドル)に及ばなかった。ディズニーによると、ユニバーサル・ピクチャーズ配給の同作品は、公開当初から中国での収入が大きかったのに対し、「フォースの覚醒」は中国公開が来年1月になることが影響した。
「フォースの覚醒」はシリーズの過去6作品と比べ、女性など幅広い層の取り込みに成功。関連グッズ販売を含む宣伝活動も活発で、最終的には全期間の世界興行収入で歴代首位の「アバター」(27億8800万ドル)を上回るとの期待も出ている。(ロサンゼルス時事)