成田空港、1ビルと2ビルがつながる?
第2旅客ターミナルビルの新しい搭乗ゲート公開
成田国際空港会社は9日、第2旅客ターミナルビル南端を西側に拡張して整備した新しい搭乗ゲートを報道関係者に公開した。仕切りのドアを開閉することで国際線にも国内線にも使える。17日に供用を開始する。
来年3月には、第1旅客ターミナルビル南ウイングを東側に延伸して整備中のゲートも供用開始予定で、完成すると1ビルと2ビル間は約300メートルに縮まる。将来的には両ビルをつなぐ構想もあり、乗り継ぎなどの利便性向上が期待される。
新ゲートは3階建て、延べ床面積約1万6400平方メートル。駐機スポットへは搭乗橋で接続する。出発ラウンジ(待合所)は国際線が498席、国内線が309席。
順路の表示を天井に描くなど、内部はすっきりしたデザインで、外壁はメタリックなステンレス製。「従来の2ビルとも1ビルとも違う外観にした」(担当者)といい、工事中の1ビル延伸部も同様のデザインにして一体感を持たせる予定だ。