「世界中の人種差別や人権差別をなくしたい」


アフリカ系米国人とのハーフがミス・ユニバース日本代表に

「世界中の人種差別や人権差別をなくしたい」

 アフリカ系米国人の父と日本人の母を持つハーフとして初めて2015年ミス・ユニバース日本代表に選ばれた宮本エリアナさん(21)は26日、都内で行われた米国ラスベガスで行われる世界大会の壮行会で「自分らしく世界の舞台で挑戦したいです」と意気込みを語った。

 宮本さんは、長崎県佐世保市で生まれ育ち、中学卒業後に米国へ留学。現在は日本でのモデル活動に専念している。壮行会では、エリアナさんが世界大会で着用するナショナル・コスチュームで登場。

 大会に向けて行ってきた今までのトレーニングや、食事の栄養指導の様子をトレーナーと振り返った。また、ミス・ユニバースは12月の世界大会で優勝すると1年間、世界中の慈善活動に参加することになっている。エリアナさんは「世界中の人種差別や人権差別をなくす活動をしていきたい」と語った。