「ウナギ味のナマズ」丼、親子連れが舌鼓


岐阜県羽島市で「なまずまつり」、ナマズ料理を紹介

「ウナギ味のナマズ」丼、親子連れが舌鼓

「ウナギ味のナマズ」のかば焼きを作る料理人(写真左)。同右はウナギ味のナマズ丼=岐阜県羽島市

 木曽川と長良川に挟まれ、川魚料理になじみの深い岐阜県羽島市で、ナマズ料理を紹介する「なまずまつり」が開かれた。絶滅が危惧されるウナギの代用として近畿大が開発した「ウナギ味のナマズ」丼も限定販売され、抽選で選ばれた親子連れらが舌鼓を打った。

 このナマズは地下水を使って育て、餌にエビなどの甲殻類を多く与える。独特の淡泊さや泥臭さが解消され、脂の乗ったウナギのような味わいという。祭りでは、かば焼きの丼物が2日間で計400食販売された。このほか、ナマズのナゲットやナマズ汁なども振る舞われた。