新種のエビ「ラウスツノナガモエビ」が展示


福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」で

新種のエビ「ラウスツノナガモエビ」が展示

 福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」で、新種のエビ「ラウスツノナガモエビ」の展示が始まった。水槽前には連日多くの来館者が集まり、色の鮮やかさからか、「おいしそう」との声も出ている。

 エビは昨年9月、北海道・知床半島の羅臼沖の水深500~800メートルで捕獲された雌2匹。同館などの共同研究論文が、生物分類学の学術雑誌に掲載され、新種と認められた。

 角の先から尻尾の先までは約10センチ。名前の通り、角がとても長く、足や腹に紅白模様がある。この名前は羅臼町の小学生が名付けた。