3横綱が福岡市の住吉神社で奉納土俵入り


白鵬、九州場所への出場に意欲「強い気持ちで臨む」

3横綱が福岡市の住吉神社で奉納土俵入り

大相撲九州場所を前に住吉神社で奉納土俵入りを行う(写真左から)日馬富士、白鵬、鶴竜=2日、福岡市

 左膝のけがで9月の秋場所を途中休場した白鵬が2日、関取衆との稽古を始めた。福岡県篠栗町の宮城野部屋に出稽古に来た魁聖、旭秀鵬らと手合わせ。8日から始まる九州場所については「(初日まで)1週間を切った。出るという強い気持ちで臨まないといけない」と意欲を示した。

 稽古を見守った大島親方(元関脇旭天鵬)は「以前とそんなに変わらない感じ。不安もあったと思うが、ほっとしたのではないか」と語った。

 午後は鶴竜、日馬富士とともに福岡市の住吉神社で奉納土俵入りを披露し、4500人のファンを沸かせた。九州場所出場の可否はあと数日様子を見て判断する意向だが、「大丈夫ですよ」と笑顔を見せた。