NPOが寄付つき商品で開発途上国に給食を
「100万人のいただきます!」キャンペーンを今日から
開発途上国への食料支援をするNPO法人テーブルフォーツー(小暮真久代表)は15日、アフリカとアジアに給食(1食20円)を寄付する「100万人のいただきます!」キャンペーンを16日からスタートすると発表した。
同キャンペーンは、世界食糧デーの今月16日から11月30日までの期間に、寄付つき商品の購入や手作りおにぎりの写真を特設サイトに投稿して協賛企業が代わりに寄付するなど、いろいろな方法で100万人の寄付参加を目指す。
発表会では、同NPOの安東迪子事務局長が「先進国には肥満人口が20億人、途上国には飢餓人口が10億人いる。多くの人にキャンペーンに参加してもらい、食糧問題を知ってほしい」とあいさつ。続いてキャンペーン参加企業の株式会社若菜が、全国の西友343店舗で販売するおにぎり売り上げの一部を途上国の農業支援に寄付すると発表。千葉県多古町のお米のゆるキャラ・マスコット「ふっくらたまこ」も応援に駆け付けた道の駅多古「あじさい館」では多古米コシヒカリを販売し、1商品につき20円を寄付する。