ガンバ大阪の本拠、新スタジアムで竣工式
関西初、国際試合の開催基準を満たす専用スタジアム
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Jリーグ1部のガンバ大阪の新しい本拠地として、大阪府吹田市に新設された新スタジアム(市立吹田サッカースタジアム)の竣工(しゅんこう)式が10日、吹田市、サッカー関係者などが出席して行われ、G大阪の野呂輝久社長は「いくつもの困難を乗り越え、皆さまの支援のおかげにより、できました」と感謝の意を述べた。
Jリーグの村井満チェアマンは「大阪にサッカー文化を根付かせる原動力になる」と期待を寄せた。Jリーグ初代チェアマンで、大阪府出身の川淵三郎氏は「世界を代表するクラブに成長してほしい。4万人から見たいと思われるクラブにしないといけない」とガンバ大阪を激励した。
4万人収容の新スタジアムは総事業費約141億円の大半を企業と個人の寄付金で賄った。関西初となる国際試合の開催基準を満たすサッカー専用スタジアム。こけら落としは来年2月中旬を予定し、ガンバ大阪と戦う相手は未定となっている。