代々木公園で来月インドネシアフェスティバル
舞踊や料理などを披露、昨年はデング熱で中止
日本とインドネシアの市民友好フェスティバルが今年は10月17日(土)と18日(日)の2日間、東京・渋谷の代々木公園イベント広場を中心に開催される。昨年は9月6日を初日とする同フェスティバルを同公園で開催しようと準備していたさなか、デング熱ウイルス騒ぎで同公園での感染が大きく報道されて同4日、公園は閉鎖。主催者のNPO法人教育文化交流推進委員会(CPI)は開幕直前にフェスティバル中止に追い込まれた。このため、今年は同法人および出店を予定していたインドネシアレストランなどは「リベンジ」を合言葉に「今年こそは」とやる気満々だ。今回は在日インドネシア大使館が後援し、インドネシア中央政府組合&中小企業省とCPIがフェスティバルを共催。入場無料で雨天決行。2日間で10万人の来場を予定している。
出店を予定しているインドネシアレストランは20以上で、ナシゴレン(インドネシア風焼き飯)やサティ(串焼き)、牛肉・海老料理などが販売され、グルメの祭典となりそうだ。野外音楽堂のメーンステージ上では、伝統的なインドネシア舞踊や格闘技の演技、ミニコンサートが楽しめる。
土曜の午後6時からは、インドネシア往復航空チケットが当たる抽選会もある。抽選参加券は会場内に出店しているインドネシアレストランで、1枚100円で買える。往復航空チケットは土日とも2名ずつ当たるほか、1500名に会場内で使える飲食ペアチケットが当たる。
場内に開設する特別テントでは世界遺産となったインドネシアバティックの特別即売会や本国から持ってきた逸品の即売も行われる。主催者のCPIは「このフェスティバルは、日本とインドネシアの民間協力で製作する製品を発表する場として発展させたい。回を重ねるごとに面白い催事となる予感がある。インドネシア大好きな皆さんのご来場をお待ちしております」と話している。