新タイプ「スティックおにぎり」が登場


かわいさ、手軽で人気に

新タイプ「スティックおにぎり」が登場

人気上昇中のスティックおにぎり

 運動会や遠足など秋の行楽シーズンを前に、「スティックおにぎり」と呼ばれる新タイプのおにぎりが登場し、注目されている。三角や俵型にのりを巻く定番の形と違い、細長く握られたおにぎりは、具材が見える楽しさやかわいさ、作りやすさが特徴。インターネットの料理サイトでの紹介をきっかけに、主婦層を中心にじわりと人気が広がっている。

 スティックおにぎりは、直径3センチ、長さ10センチ前後の大きさが主流。広げたラップの上にご飯を盛り、ラップを閉じて前後に転がし棒状に形を整える。具材はサケやチーズ、コーンなどさまざまで、ご飯の上に並べたり、中に混ぜたりする。卵焼きで包みケチャップで味付けしたオムライス風やアスパラ豚肉巻きなどが人気だ。

 料理レシピサイト「クックパッド」によると、投稿されたスティック型のレシピ数は、8月以降に大幅増加。これに併せて同サイト全体に占める検索数の割合でも、他のレシピに比べて日々の伸び率が高く、注目レシピの一つに挙がっている。

 子供にとって食べやすいことも人気の背景にあり、クックパッドは「家族のためにバランスの良い食事を作りたいと願う母親に支持されている」と話している。