大衆文化で「ワクワク」してね
日本関連イベント、米ニューヨークのブルックリンで開幕
アニメやファッション、食などの分野で日本の大衆文化に接してもらうイベント「ワクワク+NYC」が29日、米ニューヨークのブルックリンで始まった。日程は30日までの2日間。
米国では最近、アニメ中心に日本の大衆文化を紹介するイベントが増えてきたが、その多くは米国人が主導。「日本人としてしっかりと伝えたい」との思いから、米国でイベントなどを手掛ける会社を経営する市原千香子さんが企画した。開会式では、高橋礼一郎総領事が「日本文化で最もかっこいい部分を味わう機会になるだろう」とあいさつした。
会場では、第一線で活躍する日米の関係者が来場者と交流。できたてのラーメンなども味わえる。アニメ「ドラゴンボールZ」などで知られる脚本家の小山高生さんは「世界に輸出されているアニメが子供たちの共通の話題となり、理解が深まれば、平和にもつながるだろう」と期待を込めた。(ニューヨーク時事)