都心で「高野山カフェ」、高野山の魅力を体感
写経や精進料理も、JR東京駅前の新丸ビルにオープン
世界遺産の高野山(和歌山県)の雰囲気を都心で体感できるイベント「高野山カフェ」(南海電気鉄道など主催)が28日から、JR東京駅前の新丸ビル7階にオープンする。前日の27日に行われた内覧会で、例年にない見どころが紹介された。
毎日開催される高僧トークショーや、金剛峯寺や霊宝館など高野山内6カ所の拝観券セット(高野山クーポンブック)がクイズの参加者3千人(先着)にプレゼントされるほか、屋外テラスでは人気の「青空写経」も。
「丸の内ハウス」の9店舗のシェフによるオリジナル精進料理は、今回は「豆」をテーマ。5種類の豆が入った「豆 五法御膳」や「空豆とペコリーノのピッツァ」などが味わえる。高野山真言宗総本山金剛峯寺開創法会事務局課長の薮邦彦さんは「多くの方に高野山カフェへ来ていただき、それをきっかけに高野山へ南海電鉄を利用して来てほしい」PR。同カフェは9月6日まで。
また、内覧会の前に高野山開創1200年を記念し、お坊さんの知られざる日常を映画化した「ボクは坊さん。」(10月24日から全国公開)の記念トークショーが行われた。