112歳の小出保太郎さん、ギネス世界記録に認定
名古屋市在住で、男性の世界最高齢
名古屋市在住で112歳の小出保太郎さんが21日、男性の世界最高齢者としてギネス世界記録に認定された。同市守山区のデイサービス施設でギネス・ワールド・レコーズ社の社員から認定証を授与された小出さんは「晴れがましくて、ただただありがたい」と笑顔を見せた。
小出さんは福井県敦賀市出身で、1903年3月13日生まれ。名古屋市によると、長年紳士服の仕立て職人として働き、107歳のときに長女夫妻の住む同市に移転したという。
週2回、自宅から孫が勤める近所のデイサービス施設に通う。今も入れ歯はせず、家族と同じ食事を取るという。認定証の授与後、記者団の取材に応じた小出さんは、長寿の秘訣(ひけつ)を「無理をせず、喜んで暮らすこと」と語った。